経営学科の特⻑

響創的学びとは?

経営学科は、次の4つの⼒を⾝につけた⼈材を育成するために、「響創的学び」を教育理念に掲げています。

①多様な⼈々と楽しみつつ真摯に響創する⼒
②⽣涯、好奇⼼と学修意欲を灯し続ける⼒
③普遍的な知識や技能と、それを適切に使う⼒
④最新の知識や技能と、それを適切に使う⼒

私たちは、響創的学びを「さまざまなひと、もの、こと、カタチ、過去、現在、未来が響き合う、豊かで奥深い学び」と定義しています。若者が⼤⼈へと成熟していく⼤切な4年間に、できるだけ豊かで奥深い学びができるように、そして卒業後も学びを続けられるように、私たちはさまざまな「響創」を学びに取り⼊れます。

学びの響創

机上の学び、臨場の学び

私たちは、「机上の学び」と「臨場の学び」の響創を重視しています。机上の学びとは、「教室の中、机の上で教員や教科書から静かに学ぶこと」、何かを知ることを⽬的とした学びです。臨場の学びとは、「教室の外、現場を体験しながら脳と⾝体を動かしながら学ぶこと」、知り学んだ知識や技能を実際に動かすこと⽬的とした学びです。


学びの両輪

私たちは、机上と臨場は学びの両輪であると考えています。机上で学ぶ理論や概念は、現実の世界の⾒え⽅を奥深く変えます。臨場で体験する、机上で学び得ないさまざまな現実は、学問の世界に豊かさと彩りを与えます。

机上の学び

1年次には、経営学と社会科学の世界観を浅く広く俯瞰するための授業から学びを始めます。経営学科の全体像を領域ごとに分けて、初学者へ向けて平易に説明します。これから何を学ぶのかを知り、⾃分の興味関⼼の⽅向を感じることで、4年間の学びの計画を練るヒントを得ます。本格的な学びの前に世界観を養うことで、その後の基盤を築くとともに、個々の学びの位置づけや関係性を把握できるようにします。

2年次になると、本格的に経営学の専⾨教育が始まります。経営戦略、経営組織、マーケティングの3領域を中⼼に経営学を学び、社会科学における研究調査の技能の基礎も学び始めます。⼀部の授業では、⼤学の中で実践的な取り組みも始まります。経営戦略の授業で学んだ知識を⽤いて実際の企業を分析したり、アンケートやインタビューに取り組んだりします。

3年次からは、⾼度な机上の学びが始まります。1クラス30〜40⼈程度、少⼈数の発展的授業で、⾼度な専⾨書の読解や、本格的な研究調査に取り組みます。教員、学友とのコミュニケーションの多い教室での学びには、知識や技能のインプットのみならず、アウトプットも望まれます。

そして4年次には、机上と臨場の学びを⼀通り終えた学⽣たちがいま⼀度教室に集まって、これまでの学びとこれからの学びを⾒つめる《経営学と未来》という授業を設置しています。浅く広く学び始め、基礎を築き、専⾨性を養い、そして未来を⾒つめる。武蔵野⼤学の経営学科は、机上でも奥深く学んでいきます。

臨場の学び

武蔵野⼤学の経営学科では、机上と臨場のどちらも同じように⼤切にしていますが、時間的には机上の学びが先⾏します。臨場の学びは、机上の学びの後を追うように、ゆっくりと展開していきます。もちろん1年次にも、臨場の学びはあります。1学年全員で同じグループワークを⾏って協働の難しさを体感したり、すでに社会で活躍する⽅々の話を聞いたり、時には現場に赴いてビジネスの現実を⾒学したりします。

2年次は、学⽣によって机上の学びと臨場の学びのバランスを決められるようになります。留学に⾏く学⽣、インターンを始める学⽣などは、臨場の学びをやや先⾏します。また、フィールドワークを体験する授業も開講されます。

3・4年次になると、最⼤で20⼈程度のごく少⼈数の受講⽣のみを対象に開講される「ゼミナール」にて、臨場の学びが本格化します。ビジネスプラン・コンテストに参加したり、インターカレッジ・ゼミナールの研究発表会に参加したり、学外の様々な経営現場に⾜を運んだり、ゼミナールごとの⽅針に従って豊かに学びを彩ります。

机上の学びと異なり、臨場の学びには画⼀的なプログラムは適していません。そのため、学⽣は机上の学びを通じて⾃分⾃⾝の志向や希望をよく⾒つめて、ゼミナールを選ぶことになります。机上の学びと臨場の学びは、この点でも響き合っています。

4年間で6,000時間、学ぶ

私たちは、学⽣の潜在能⼒を⾼く評価しています。しばしば、学⽣⾃⾝が思っている以上に、学⽣には成⻑するための⼒が備わっているし、成⻑するために努⼒する意思を有しています。その潜在能⼒を⼗分に発揮するために、私たちは武蔵野⼤学の経営学科の学⽣には、4年間で6,000時間を学んで欲しいと願っています。

6,000時間の中には、もちろん通常の授業時間も含みます。細かい計算は省いておおまかに説明すれば、卒業所要単位を獲得するために約1,400時間の授業を受けることになりますので、残りの4,600時間は⾃ら学ぶことが期待されます。⾃分なりに机上と臨場の⾃習を組み合わせれば、良い学びが実現できるでしょう。

机上の⾃習については、想像しやすいはずです。毎回の課題や予・復習、試験勉強、レポート課題や資格取得のための勉強などが該当します。読書をすることもよいでしょう。武蔵野⼤学は多様な学部学科が設置されているため、図書館にも彩り豊かな書籍や雑誌が並んでいます。

臨場の⾃習は、多様です。私たちは、臨場の⾃習のやり⽅についても、授業を通じて学んでいきます。例えば商品企画を志す若者にとっては、美術館に⾜を運ぶことも学びです。プログラマになりたいのであれば、インターンに参加することも学びになります。⼈事職を希望するなら、サークルで幹部を務めることだって学びになるかもしれません。学びの機会はいくらでも転がっています。

意欲と志を持てば、普段のちょっとした買い物でも、勉強することができます。同じチェーンのコンビニエンス・ストアでも、品揃えや売れ筋は異なります、なぜでしょう? 問いを⾃ら投げかけることで、机上の学びは臨場の学びと響き合い、学びの時間となります。⼤切なことは、学ぶ意思をもって時間を過ごすことです。常に机上の学びで培った知識と技能を意識すれば、学びの時間は拡がっていきます。

⽣涯、好奇⼼と学習意欲をともし続ける⼒。これを養うために、6,000時間の学びを⽬指します。

ひとの響創

学生×学生

学友と机を並べて、あるいは現場で汗して、⼿にした学びは⽣涯の財産になります。武蔵野⼤学の経営学科も、学友同⼠の学びが活発化するよう、さまざまな⼿助けをしています。

例えば、1年次科⽬の⼤半で座席が指定されていて、ほぼ毎回、異なる座席に着席します。1年⽣はついつい学籍番号が近いもの同⼠や、たまたま何かのグループが同じだったもの同⼠で集まってしまう傾向にありますが、経営学科の学⽣は授業で⾃然と顔⾒知りが増えていきます。

また、1年次から3年次まで、《グループコミュニケーション》という、グループでのディスカッションやワークを学ぶ科⽬が設定されています。この授業では、「話すこと」のみならず「聞くこと」も学びます。⼈の話を聞き、理解することは、簡単なようでいて難しいことです。その難しさを体感します。

学生×教員

武蔵野⼤学は「アドバイザー制度」と呼ばれる、教員が学⽣の⽣活や学修をサポートする制度が導⼊されています。1年次から、学⽣には⾃分のアドバイザー教員が割り当てられるため、さまざまなことを相談することができます。

2年次になると、ゼミナール選びを⾒据えて、40⼈程度の授業を通じて教員との距離を縮めていきます。

3年次になってゼミナールがはじまると、教員と学⽣、そして学⽣同⼠で⻑い時間をともに学んでいきます。ゼミによっては、授業後に⼀緒にボードゲームで遊んだり、学外授業に挑戦したり、夜遅くまで語り合ったりすることもあるでしょう。

学⽣と教員の響創は、学⽣の卒業後も続くことがあります。有明キャンパスはお台場や東京ビッグサイトが近いため、仕事で⾜を運ぶ機会もあるでしょう。仕事のあとにふらっと訪れてくれる卒業⽣も少なくありません。転職、企業の相談に訪れる卒業⽣もいれば、OBOGとしてゼミナールに参加してくれる卒業⽣もいます。新⼊⽣のために学びの⼤切さを語りに来てくれたり、授業に協⼒してくれる卒業⽣もいます。

学⽣と教員の響創が⻑く続くことは、私たちの誇りの⼀つです。

学生×社会

私たちは、学⽣が学内に閉じこもることがないように、いろいろな取り組みを準備しています。たとえば、⼤学の制度をつかって留学をする学⽣がいます。⼤学の⽀援の下でインターンシップに取り組む学⽣がいます。アルバイトや学外サークルに参加する学⽣がいます。学内活動とバランスをとりながら、学外でも積極的に活動することは良いことです。

授業でも、社会(学外)の⽅々と触れあう機会を多く提供しています。さまざまな授業で多くの⽅々が講演や講話を提供してくださる機会があります。授業の⼀環で、経営現場に⾜を運ぶ機会もあります。ゼミによっては、ビジネスプラン・コンテストや商品企画のコンペ(⼤会)に参加したり、他⼤学のゼミと合同で活動する機会もあります。

経営学科の特⻑

私たちは、学⽣同⼠のみならず、教員の間でも響創が⽣じるように⼼がけています。

教育活動

私たちは、FD(Faculty Development)に⼒を注いでいます。FDとは、「教員が授業内容・⽅法を改善し向上させるための組織的な取組の総称(⽂部科学省資料「中央教育審議会「我が国の⾼等教育の将来像」答申(平成17年1⽉)※外部リンク」より)」のことです。

私たちは、授業内容や⼿法をオープンにしながら、授業評価アンケートに基づき、より良い授業作りを⽬指してディスカッションを繰り返しています。

研究活動

私たちは、教員個々の研究活動はもちろん充実させるとともに、学科内の共同研究も推進しています。例えば、以下のような研究があります。